広島空港周辺で立ち寄れる癒やしスポットを歩く
家族の送迎で広島空港を利用するついでに、少し時間が空いたので「三景園(さんけいえん)」を訪問することにしました。空港から徒歩圏内という立地ながら、そこにはまるで別世界のような静かな日本庭園が広がっていました。空港を利用する機会はあってもなかなか周辺施設を訪れることは少なく、以前から気になっていた“赤い橋脚”も見に行ってみたいと思い、散策してみることにしました。
広島空港で珍しい飛行機に遭遇
広島空港は山に囲まれた自然豊かな場所にあり、空港自体がすでに“旅の始まり”を感じさせてくれる空間です。家族を見送るため展望デッキへ向かうと、離着陸する飛行機を間近で見ることができ、飛行機好きにはたまらないスポットでした。
すると、見かけないゴールドのフォルムの飛行機が着陸。『スター・ウォーズ』の人気キャラクター「C-3PO」をデザインした特別塗装機「C-3PO ANA JET」(ボーイング777-200ER型機)が到着していました。珍しい飛行機に思わず写真を撮り、離陸まで見学。国際線も国内線も本数が多くない空港だからこそ、こうした偶然の出会いがより印象に残りました。その後、徒歩で三景園へ向かいました。







三景園へ徒歩で移動
三景園へは空港から歩いて数分と近く、看板に沿って進むと自然に囲まれた静かな道の先に入口が現れます。広島県の「山・里・海」の風景をテーマに造られた日本庭園で、池を中心に滝や橋、茶室、築山などが配置され、コンパクトながら見どころの多い庭園です。
入園すると、すぐ大きな池が目の前に広がり、空港のすぐそばとは思えないほど落ち着いた空間が広がっていました。ベンチに座って池を眺めているだけで、心がゆっくり整っていく感覚になります。




園内は3つのエリアに分かれており、里山の景色は季節ごとに異なる表情を見せてくれます。この時期は菖蒲やあじさいは咲いていませんでしたが、滝のエリアでは水の流れる音に導かれて進むと、大きな三段の滝が現れました。園の広さは約4000坪と広く、ゆっくり見て回ると2時間ほど。回り終えたあとは池のベンチに腰掛け、鯉にエサをあげながら休憩しました。空港利用の際に立ち寄りたいと思っていながら、なかなか訪れる機会がなかった場所でしたが、季節ごとに楽しめそうだと感じました。
あの謎の赤い橋脚
広島から空港に向かう途中、大きな赤い橋のような構造物が見えるのに気づいたことはないでしょうか。ずっと気になっていたその“赤い橋脚”の下まで、今回初めて降りてみました。下から見上げると迫力があり、思わず見入ってしまう大きさです。
この橋脚の正体は、橋タイプの侵入灯。通常は平地に設置されますが、広島空港は山間部にあるため、あのような形になっています。長さは786m、高さは60mと巨大で、県道59号に降りると下から眺めることができます。短時間でも立ち寄れる場所で、新鮮な体験になりました。



迫力ある眺めで、10分ほどの立ち寄りでも十分楽しめました。
まとめ
広島空港を目的地として訪れることはあっても、周辺施設まで足を運ぶ機会はこれまでありませんでした。今回散策してみて、空港の近くにも静かに過ごせる場所や、ちょっとした発見があると感じました。三景園は短時間でも立ち寄れる癒やしのスポットで、季節ごとに違う景色を楽しめそうです。
また、近くには広島県立中央森林公園があり、サイクリングコースや飛行機撮影スポットもあります。八天堂ビレッジではクリームパンを購入することもでき、県道49号線を北に向かうと日本最長のアーチ橋である広島空港大橋もあります。空港利用の前後に、周辺も含めて楽しんでみるのもよさそうです。