大洲から下灘・松山・大三島へと続く瀬戸内ドライブ
大洲の城下町を出発し、肱川沿いから海沿いの景色へと移り変わるルートをたどりながら、下灘駅や道後温泉周辺を巡った旅の記録です。穏やかな自然と歴史ある町並みを楽しみながら、立ち寄りスポットや雰囲気を感じられるドライブの様子をまとめました。これから同じルートを訪れる方の参考にもなればと思います。
肱川沿いを下る穏やかなドライブ
大洲の町を出発し、まずは肱川沿いをゆっくりと下るルートへ。城下町の落ち着いた雰囲気を抜けると、次第に自然豊かな風景が広がり、川の流れとともに進む穏やかなドライブが始まります。肱川は愛媛県でも有数の清流として知られ、川沿いの道からは山あいの景色と里山の暮らしが感じられます。交通量も比較的少なく、景色を楽しみながら走れる心地よい道でした。
長浜大橋に立ち寄る
途中で立ち寄ったのが長浜大橋。赤い鉄骨が印象的なこの橋は、1935年に完成した歴史ある可動橋で、現在も現役で使用されている全国的にも珍しい存在です。中央部分が跳ね上がる構造になっており、船の通行に合わせて開閉する仕組みは、今見ても迫力があります。レトロなデザインと実用性を兼ね備えた姿は近代土木遺産としての価値も高く、写真スポットとしても人気です。橋のたもとから眺める肱川と町並みの風景は、どこか懐かしさを感じさせ、旅情を深めてくれる場所でした。

海に最も近い駅・下灘駅へ
長浜大橋を過ぎると、道は次第に海沿いへと変わり、瀬戸内海の穏やかな景色が広がります。次に訪れたのは、海に最も近い駅として知られる下灘駅。ホームに立つと、目の前には遮るもののない海の景色が広がり、空と海が一体となったような開放感に包まれます。
ベンチに座って海を眺めるだけで、時間の流れがゆっくりと感じられ、旅の途中の休憩スポットとしても印象的な場所でした。駅に駐車場はありますが、観光シーズンは少し離れたところに臨時駐車場が設けられることもあります。今回は列車と一緒に撮影したかったものの、上下線とも1時間に一本と本数が少なく、タイミングが合わず断念しました。



松山・道後温泉周辺を散策
歴史ある温泉街の雰囲気を味わう
松山市内に入り、まず向かったのは道後温泉。日本最古の温泉といわれ、約3000年の歴史を持つ名湯として知られています。道後温泉本館は国の重要文化財にも指定されており、木造三層楼の美しい建物は温泉街のシンボル的存在です。


温泉街には土産物店や飲食店、足湯スポットも点在し、散策するだけでも楽しめます。旅の疲れを温泉で癒やしながら、歴史と文化を感じられるのが道後温泉の魅力です。今回は入浴はせず、足湯を巡ってゆっくり過ごしました。
坊ちゃんカラクリ時計の足湯
ひとつは、定番スポットである坊ちゃんカラクリ時計の足湯。観光の合間に立ち寄りやすく、気軽に休憩できる場所です。

空の散歩道の足湯
もうひとつは、道後温泉駐車場横の高台にある空の散歩道(足湯)。ここでは道後温泉本館を上から眺めながら足湯に浸かることができ、静かに景色を楽しめる場所でした。

周辺の歴史スポット
あまり知られていない場所ですが、近くには重要文化財の伊佐爾波神社や湯築城があります。湯築城は愛媛県松山市にあった中世の平山城で、河野氏の居城として栄えました。土塁や堀が残り、現在は史跡公園として整備されています。発掘調査で武家屋敷跡も確認されており、松山城の前身として歴史的価値の高い場所です。



まとめ
大洲から下灘、松山へと続くこのルートは、川沿いの穏やかな景色から海沿いの開放的な風景へと変化していくのが印象的なドライブでした。歴史ある橋や駅、温泉街など、立ち寄る場所ごとに異なる魅力があり、移動そのものも旅の一部として楽しめます。
ゆっくり景色を味わいながら巡りたい方や、愛媛の自然と歴史をバランスよく体験したい方には、気軽に取り入れやすいルートだと感じました。