広島から愛媛へ、船も使った瀬戸内の移動を楽しむ旅
広島から愛媛へ向かう移動といえば、しまなみ海道を利用するルートが一般的ですが、瀬戸内海ならではの船を使った移動も魅力的です。この記事では、フェリーや高速船を利用したルートや特徴をまとめ、旅の選択肢としての楽しみ方を紹介します。移動そのものを旅の時間として味わいたい方の参考になれば幸いです。
広島から愛媛への移動方法
瀬戸内海汽船(広島・呉〜松山観光港)
しまなみ海道を利用するのが一般的ですが、船を利用するルートもあります。
広島・呉と松山観光港を結ぶ航路では、フェリーで約2時間40分、高速船(スーパージェット)で約70分。ゆっくり船旅を楽しみたい方に向いています。航路上では音戸大橋を下から眺めることもでき、瀬戸内海らしい景色が楽しめます。
詳しくは以下をご覧ください。
忠海港(竹原市)〜大三島盛港(大三島フェリー)
忠海港から大久野島を経由して大三島へ向かうフェリーもあります。休日割引があり、自動車輸送料金が安くなり、さらに同乗者料金が無料になるのが特徴です。ただし対象は忠海港〜大三島盛港の区間のみです。
しまなみ海道のルートを半分ほどショートカットできるため、時間配分を調整したい方にも向いています。詳細は大三島フェリーのホームページをご確認ください。
須波(三原市)〜瀬戸田沢港(佐木島経由)
須波港から佐木島向田港を経由し、瀬戸田沢港へ向かうフェリーもあります。休日はETCカード提示で、自動車輸送料金と同乗者料金が定額になるサービスがあります。ただし須波港〜沢港の区間のみ対象です。
須波港には無料の駐車場があるため、車を置いて瀬戸田観光を楽しむことも可能です。沢港からは耕三寺、平山郁夫美術館、向上寺、しおまち商店街などが徒歩圏内にあり、レンタサイクルを利用すればしまなみ海道のサイクリングも楽しめます。


他にも、とびしま海道方面や大崎上島からのフェリーを利用するルートもあります。
船を使っての旅のメリット・デメリット
船を利用する場合は出航時間が決まっているため、港への到着が遅れると乗り遅れてしまう可能性があります。航路によっては1日に数本しか運航しないものもあるため、事前の確認が必要です。
一方で、フェリーでの移動は瀬戸内海ならではのゆったりとした時間を楽しめるのが魅力です。橋を渡るルートより割高になる場合もありますが、移動そのものが旅の体験になります。
フェリーに乗船する際は、車を乗船スペースに停めてから切符を購入します。料金は自動車の大きさによって異なり、車検証の提示が必要です。また同乗者は別途料金がかかることが多いので、事前に確認しておくと安心です。
尾道渡船について
尾道から向島へ渡る2つの航路
尾道渡船は、尾道から向島へ渡る身近な交通手段で、2つの航路があります。
尾道フェリーターミナルから向島(小歌島)へ渡る航路と、土堂桟橋から向島(兼吉)へ渡る航路があります。
乗船時の注意点
渡船は数分間隔で運航しており、乗船時間も数分程度なので時間を気にせず利用できます。ただし乗船できる車両数は数台程度で、港での待機スペースも限られているため分かりにくいこともあります。
料金は切符売り場ではなく、乗船後に乗務員が現金で徴収する方式です。他のフェリーとは少しルールが異なるので、初めて利用する際は戸惑うかもしれません。

せっかく瀬戸内海を旅するなら、橋を渡るだけでなく、船を使った移動も取り入れてみるのもおすすめです。のんびりとした島の時間を感じながら、移動そのものを楽しむことができます。
まとめ
広島から愛媛へ向かうルートは、しまなみ海道だけでなく、フェリーや渡船を組み合わせることでさまざまな楽しみ方ができます。時間や費用とのバランスを考えながら選ぶ必要はありますが、船での移動は瀬戸内海ならではの体験です。
橋を渡るだけでは味わえない、ゆったりとした海の景色や島時間を感じられるのが魅力です。旅のスタイルに合わせて、移動手段のひとつとして船を取り入れてみるのも良い選択だと思います。