広島電鉄の写真スポットと車庫めぐり|街と路面電車を撮る旅
広島の街を走る路面電車、広島電鉄(通称:広電)は、日本最大級の路面電車ネットワークを誇る存在です。 走る博物館ともいわれ、1925年製から最新の車両まで楽しめます。観光客にとっては移動手段として、 鉄道ファンにとっては撮影対象として、広電は広島の風景そのものと言えます。
今回は、広島市内で楽しめるおすすめ撮影スポットと、車庫(電車基地)についてまとめました。 街歩きと撮影を同時に楽しめるのが広電の大きな魅力です。
広島電鉄のおすすめ写真スポット(市内線・宮島線)
広島駅
原爆ドーム前電停
広電の撮影スポットとして最も有名なのが原爆ドーム前です。 世界遺産・原爆ドームと路面電車を同時にフレームに収めることができ、 「広島らしさ」が一枚の写真に凝縮されます。 観光客も多い場所ですが、その分、広島を象徴する風景写真が撮れる定番ポイントです。
十日市町交差点
複数路線が交差する場所で、カーブを描いて走る広電の姿を撮影できます。 交差点を曲がる電車、信号待ちの車両、街並みとの組み合わせで、 動きのある構図が作りやすい撮影スポットです。
広電宮島口ー地御前
宮島線の終点の駅が広電宮島口ですが、地御前から広電宮島口までの区間は、 瀬戸内海を背景に撮影ができます。すべて連結車両です。 王道の撮影スポットです。
旧猿猴橋町(広島駅周辺)
広島駅に近く、駅前大橋線の開通で廃止となりました。 まだ線路や駅は残ったままですので、整地されるまでに映像に残したい姿です。
八丁堀・胡町周辺
広島市中心部の繁華街を走る広電は、ビル群と路面電車の対比が美しいエリアです。 歩道橋からの俯瞰撮影も可能で、「街と電車」をテーマにした写真に最適な場所です。
松川町駅
新しく駅前大橋線ができ、設置された駅です。 広島駅から広島港に向かう路線の2駅目です。
その他に、広島港、広電西広島、横川駅は終点ですので、撮影しやすいです。
広島電鉄の車庫(電車基地)
千田車庫(中区)
広島市中心部に近い主要車庫のひとつです。 通常は一般公開されていませんが、「路面電車の日」などの記念イベント時には、 車庫見学会や撮影会が開催されることがあります。 整備中の車両や留置線に並ぶ車両群は、鉄道ファンにとって貴重な撮影対象です。(広電本社前)
江波車庫(中区)
江波線の終点にあり、舟入通りを横切る風景が撮影できます。
荒手車庫(西区・草津南)
こちらも広電の主要車庫のひとつで、イベント時には特別公開や撮影会が行われることがあります。 普段見ることのできない検修設備・車両整備風景・留置線の並びなど、 記録性の高い写真が撮れる貴重な場所です。(宮島線の草津南と新井口の間)
※車庫は通常自由見学不可で、イベント開催時のみ入場可能な場合がほとんどです。
撮影を楽しむコツ
広電撮影の魅力は、特別な場所に行かなくても、日常の風景の中で電車を撮れることです。 朝〜午前中は光が柔らかく逆光になりにくいため撮影向きです。 電停の少し手前や交差点付近を狙うと走行シーンが入り、写真に臨場感が出ます。 観光地と組み合わせて撮影すると、旅の記録としても魅力的な一枚になります。
また、1日乗車券を購入すると、安く乗り降りできます。
まとめ
広島電鉄は、移動手段でありながら、街の風景そのものを形づくる存在です。 有名撮影地から終点駅、車庫イベントまで、さまざまな楽しみ方があります。
2026年3月28日には、八丁堀・紙屋町エリアと比治山・皆実町を結ぶ新しい路線「循環線」が開業予定です。 これからも新たな撮影スポットが見つかるかもしれません。 街歩きとあわせて、広電のある風景をゆっくり記録してみてはいかがでしょうか。