広島から1泊2日で四国を巡る旅の1日目
広島から1泊2日で四国を巡る旅へ。この記事では、しまなみ海道を渡って東平(別子銅山)、大歩危小歩危、祖谷のかずら橋を巡り、阿波池田で宿泊するまでの1日目の行程を、実体験をもとに記録しています。
海・山・渓谷と景色が大きく変化するルートの魅力だけでなく、移動時間の感覚、山道の険しさ、立ち寄りポイントの雰囲気など、これから同じルートを検討している方が旅程をイメージしやすくなる情報をまとめました。
さらに、思いがけないハプニングも含め、実際に行ってみて分かった注意点や旅のリアルな様子も残しています。四国を車で周遊する計画の参考として読んでいただければ幸いです。
しまなみ海道を渡り、亀老山へ
朝6時前に広島を出発し、高速道路で尾道方面へ向かい、しまなみ海道へ入ります。橋を渡るたびに瀬戸内海の穏やかな海と島々が広がり、ドライブそのものが観光のように感じられます。
今治の一つ手前の大島で降り、亀老山展望公園へ立ち寄りました。展望台からは来島海峡大橋を一望でき、青い海と白い橋のコントラストが印象的です。ここでしばらく景色を眺め、旅が始まったことを実感しました。何度来てもまた寄りたくなる絶景です。

来島海峡SAで焼き豚たまご飯
来島海峡大橋を渡り、来島海峡サービスエリアへ。名物の焼き豚たまご飯をいただきました。
甘辛いタレが絡んだ焼き豚と半熟卵、ご飯の組み合わせは想像以上に相性が良く、景色を見ながらの食事は格別でした。サービスエリアとはいえ、ここも立派な観光スポットのひとつで、海を見下ろすロケーションが旅気分を高めてくれます。
今治側からの来島海峡大橋の眺めは、四国に来たと実感できる景色でした。

マリントピア別子から東平へ
その後、別子銅山記念館に立ち寄り、川沿いを走って道の駅マリントピア別子へ到着しました。
別子銅山は端出場地区(マリントピア)と東平地区の2つに分かれ、1691年から続く日本三大銅山の歴史や、山岳部から地下へと続く鉱床について学びました。トロッコ列車や水力発電所跡も見学できます。
その後、「東洋のマチュピチュ」と呼ばれる東平地区へ車で向かいました。離合も難しい細い山道を進むと、かつての産業遺構が山中に現れます。標高750mに約5000人が暮らしていた場所で、1968年に閉鎖された後も石積みの建物跡が残っています。
自然と人工物が重なり合う独特の景観は迫力があり、実際に訪れてこそ伝わる場所でした。今回の旅で特に印象に残ったスポットです。
運転に自信がない場合は、マリントピアからバスが出ているため、そちらの利用がおすすめです。





大歩危小歩危とかずら橋
愛媛から徳島へ移動し、大歩危小歩危へ向かいました。吉野川の渓谷は岩肌が切り立ち、川の色も美しく、遊覧船にも乗船しました。
川面から見上げる断崖は迫力があり、自然の大きさを体感できます。
その後、祖谷のかずら橋へ。実際に渡ると足元の隙間から川が見え、思った以上にスリルがあります。私は苦手で足がすくみ、写真撮影を担当しました。
さらに祖谷渓の小便小僧像にも立ち寄り、ホテルへ向かいました。かずら橋周辺もかなり険しい道が続くため、運転には注意が必要です。




阿波池田で宿泊
1日目の最後は阿波池田で宿泊しました。海から山、そして渓谷へと移り変わる景色を一日で体験し、移動は多いながらも充実感のある行程でした。
しかし、ここでとんでもないハプニングが起こります。妻の「あ、忘れ物した!」の一言。自宅の玄関に、2人分の荷物が入ったスーツケースを置いたまま出発しており、ほぼ手ぶらでホテルに到着してしまいました。
さすがに笑うしかなく、チェックイン前に近くのスーパーで必要なものを買い揃えることになりました。
瀬戸内の穏やかな風景と、山深い祖谷の雰囲気。同じ四国内でもこれほど表情が違うのかと感じた一日でした。
まとめ
しまなみ海道から東平、大歩危小歩危、祖谷のかずら橋まで巡る1日目は、景色の変化が大きく、四国の自然を強く体感できるルートでした。
山道が多くスピードが出せないため、予想以上に時間と距離がありますが、その分印象に残る場面が多く、ドライブ好きの方にも向いている行程だと思います。
予想外のハプニングも含めて、これまでで最も記憶に残る旅になりました。出発前の荷物確認は忘れずにしておくことをおすすめします。