旅と歴史の記録帖

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広島みなとフェスタで船三昧!巡視艇と掃海母艦見学

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広島みなとフェスタで船を満喫!おさんぽクルーズと海上自衛隊艦艇見学

はじめに                                                     広島港周辺で毎年開催される海のイベント「広島みなとフェスタ」。港町広島ならではの体験ができる人気イベントで、海上イベントや艦艇公開、グルメなど多くの催しが行われます。今年は、3月14日~15日の開催です。

今回、このイベントに合わせて宇品港周辺を訪れ、「おさんぽクルーズ」や海上保安庁の巡視艇見学、さらに海上自衛隊の掃海母艦見学など、普段なかなか体験できない“海の仕事”に触れてきました。港の魅力を改めて感じる一日となりました。

広島港から出航「おさんぽクルーズ」

イベントの目玉の一つが、広島湾を短時間で楽しめる「おさんぽクルーズ」です。乗船場所は広島港のある宇品地区。ここは古くから瀬戸内海交通の拠点で、明治時代には軍港としても重要な役割を担っていました。

今回は、10時からの先着順で、9時40分に並び、10時40分発の江田島の串切まで往復するコースをゲットしました。4つのコースがあり先着順で好きなコースを選べました。各コース20名定員です。

おさんぽクルーズ

フェリーが港を離れると、すぐに視界が開け、瀬戸内海の穏やかな景色が広がります。ボランティアの方も乗船され、広島湾のことを説明して頂きながら、安芸の小富士といわれる、似島の横目に切串港に向かいました。大小の島々が点在する瀬戸内海らしい風景は、いつ見ても美しいものです。ここで、滅多に見ることができないクルーズ船”ガンツウ”が、船の目の前を横切り、はじめてみる姿に興奮しました。

ガンツウ

今回のクルーズで特に印象的だったのは、切串港での待ち時間に、通常は立ち入ることのできない操舵室を見学できたことです。

船を操縦する操舵室は、いわば船の司令塔。ここには航海計器やレーダー、通信機器などが並び、船の運航に関わる重要な装置が集まっています。

船長さんから説明を受けながら見学すると、普段何気なく乗っている船も、実は多くの技術と経験によって安全に運航されていることがよく分かりました。切串港からの帰りに、海から見る広島の街の美しさに心躍らされました。

 

海上保安庁の巡視艇「しまぎり」を見学

クルーズを楽しんだ後は、岸壁で公開されていた巡視艇を見学しました。公開されていたのは、海上保安庁の巡視艇”しまぎり”です。

海上保安庁は、日本の海の安全を守る重要な組織で、海難救助や海上犯罪の取り締まり、領海警備など多くの任務を担っています。巡視艇はその活動の最前線で活躍する船で、スピードと機動力を備えているのが特徴です。

巡視艇しまぎり

船内を見学すると、操縦設備や装備などがコンパクトにまとめられており、効率よく任務を行うための工夫が感じられました。

普段ニュースなどでしか見ることのない海上保安庁の船ですが、実際に間近で見るとその存在感に圧倒されます。日本の海を守る現場の雰囲気を少し感じることができました。

巡視艇しまぎり

シャトルバスで宇品波止場公園へ

イベント会場は広島港周辺と宇品波止場公園に分かれているため、会場間を結ぶシャトルバスも運行されていました。

私はそのバスに乗り、宇品波止場公園*へ向かいました。

この公園の横に、大型客船ターミナルがあります。普段から市民の憩いの場所となっていますが、イベントの日はさらに多くの人で賑わっていました。

そして、このターミナルに海上自衛隊の艦艇公開が行われていました。

海上自衛隊の掃海母艦「ぶんご」

今回公開されていたのは、海上自衛隊の掃海母艦”ぶんご”です。

掃海母艦とは、海に設置された機雷を除去する掃海部隊を支援するための母艦で、掃海艇を指揮・支援する役割や、場合により機雷を設置をする艦艇です。

全長141m、総排水量5,700tと大きな艦艇です。

掃海母艦ぶんご

「ぶんご」は、その掃海部隊の中核となる艦で、作戦指揮設備やヘリコプターの発着甲板などを備えています。

艦内を見学すると、広い甲板や各種設備があり、実際に任務に就く艦艇の迫力を感じることができました。

隊員の方々も丁寧に説明してくださり、普段はなかなか知ることのできない海上自衛隊の仕事について理解を深めることができました。また、自衛隊の足湯”もみじの湯”も楽しめました。

掃海母艦ぶんごと足湯もみじ

今回訪れた「広島みなとフェスタ」は、船に乗る楽しさだけでなく、海で働く人々の仕事や港の役割を知ることができるイベントでした。

広島港は、古くから瀬戸内海の交通の要衝として発展してきた港です。現在でもフェリーや貨物船など多くの船が行き交い、広島と島々、さらには四国や九州を結ぶ重要な拠点となっています。

広島みなと公園でのグルメイベント

広島みなと公園では、多くのグルメ屋台や、ステージでのイベント、さらにコスプレイヤーが多くて様々な催しが行われていましたが、今回は船三昧が目的であったため、見合わせました。

最後に                                                      今回のイベントを通して、そんな港町広島の魅力を改めて感じることができました。

普段はなかなか入ることのできない船の内部を見学したり、海上保安庁や海上自衛隊の活動を知ったりと、非常に充実した一日となりました。天気のいい日に、海風を浴びて海を眺めるとワクワクした気持ちになれます。3月15日もイベントがありますので、足をはこんでみては、いかがですか。