旅と歴史の記録帖

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広島駅から気軽に山歩き 二葉山で歴史と絶景を巡る散策旅

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広島駅から気軽に山歩き 二葉山で歴史と絶景を巡る散策旅

はじめに

広島駅の北口から見上げると、こんもりと緑に覆われた小高い山が目に入ります。それが 二葉山 です。標高は約139メートル。登山というよりは、ゆったりとした「山歩き」が楽しめる身近な自然です。

今回は広島駅から歩いて、歴史ある社寺と平和の祈りの塔を巡る散策をしました。

至る所に案内板があります

広島駅から二葉山登り口へ

広島駅新幹線口からまっすぐ北に進み、県立二葉の里病院の北を西向きに歩き、山のふもとへ向かいました。いたる所に案内板もあり、道に迷うことはありませんでした。登山口に近づくにつれて木々が増え、街の音が少しずつ遠ざかっていきました。

新幹線口からの二葉山と仏舎利塔

舗装された参道や山道が整備されており、歩きやすい靴であれば気軽に登ることができました。地元の方の散歩コースにもなっているようで、すれ違う人と軽く挨拶を交わしながら進みました。

広島東照宮へ向かう途中

徳川家康を祀る静寂の社 広島東照宮

まず訪れたのは、山の中腹に鎮座する 広島東照宮 です。広島駅新幹線口から約10分800mほどで参道に到着。

1648年に広島藩四代藩主浅野光晟により創建され、徳川家康公を祀る神社として知られています。広島城の鬼門の方向の二葉山の山麓に造営されました。光晟公の生母が家康公の三女であったことから、敬慕と安泰を願っていました。

まっすぐのびた参道の先の石段を上がると、凛とした空気に包まれました。朱色の社殿と周囲の緑の対比が美しく、歴史の重みを感じました。市街地に近いとは思えないほどの静けさがあり、時間がゆっくり流れているようでした。

広島藩と徳川家の深い関わりを感じる場所でもあり、広島の歴史の一端に触れることができました。

朱の鳥居が続く幻想的な参道 金光稲荷神社

東照宮のすぐ北にあるのが 金光稲荷神社 です。ここは二葉山の中でも特に印象的な場所でした。250年前に二葉山山頂に祀られた東照宮の境内社です。

ずらりと並ぶ朱色の鳥居が山の斜面に沿って続き、まるで別世界に迷い込んだかのような雰囲気でした。鳥居のトンネルをくぐりながら進む時間は、とても神秘的でした。

足を止めて振り返ると、鳥居越しに広島の街並みが見えました。朱色と街の景色の組み合わせが美しく、思わず何度も写真を撮りました。

奥宮へ向かう穏やかな階段

ここから金光稲荷神社の奥宮までは、多くの祠や朱色の鳥居があり、かなりの急こう配の階段が続きます。階段は、約500段ほどあり、右へ左へと曲がりながら山頂方面へ向かいました。木陰の中を歩くことができましたが、日ごろの運動不足がたたり、足がガクガクで、なんども休みながら奥宮を目指しました。鳥の声と風の音だけが響き、日常の喧騒を忘れさせてくれました。休憩を取りながら、およそ30分ほどで到着しました。

標高は高くありませんが、奥宮に着くと視界が開け、広島の街の景色がきれいに見えました。遠く、似島や宮島の景色も眺めることができました。

奥宮から


平和への祈りが込められた二葉山平和塔

金光稲荷神社奥宮から山頂付近に建つのが 二葉山平和塔 は、すぐです。「仏舎利塔」とも呼ばれ、昭和41年に、世界平和を願って建立された塔です。

高さは25m、基底部の直径20mのドーム型です。

白く美しい塔は青空によく映え、神聖な雰囲気に包まれていました。ここにはインドから贈られた仏舎利が納められているとされています。

塔の周囲からは広島市街を一望することができました。遠くには瀬戸内海も見え、広島の街がいかに自然に囲まれているかを実感しました。

この場所に立つと、広島という街が歩んできた歴史と、平和への強い願いを自然と感じました。

山頂からの絶景と静かな時間

展望スペースでしばらく景色を眺めました。広島駅周辺のビル群、遠くの山並み、そして穏やかな空。風が心地よく、時間を忘れてしまいそうでした。

仏舎利塔から

観光地の展望台とは違い、人も少なく、とても落ち着いた雰囲気でした。ここは知る人ぞ知る絶景スポットだと感じました。

広島駅を利用するとき、気になっていた仏舎利塔。やっと訪問できました。

 

最後に

二葉山は、広島駅から歩いて行けるとは思えないほど、自然と歴史、そして平和への祈りが詰まった場所でした。広島東照宮の静寂、金光稲荷神社の幻想的な鳥居、そして平和塔からの絶景。それぞれが異なる魅力を持ち、短い時間でも充実した散策を楽しむことができました。

観光地を巡る旅とは少し違い、広島の奥深さをゆっくり感じられるコースでした。広島を訪れる方にも、地元の方にも、ぜひ歩いてみてほしい散策ルートです。

近くには、おおくの寺院や神社があるので、また、訪問したいと思います。