旅と歴史の記録帖

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進化していく広島駅と観光列車「etSETOra」を見に行く

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進化していく広島駅と観光列車「etSETOra」を見に行く

はじめに

広島の玄関口である広島駅が、ここ数年で大きく姿を変えつつあります。新しい駅ビルの整備が進み、駅前の風景は以前とはまったく違う印象になりました。今回は、その変化の様子を見に出かけました。あわせて、人気の観光列車etSETOraを見学してきました。

新しくなりゆく広島駅の風景

南口周辺

駅前に立つと、まず感じたのは視界の広がりでした。工事用の囲いが少なくなり、新しい建物の姿がはっきりと見えるようになっていました。再開発によって整えられた駅前広場は、歩きやすく、開放感があります。

これまでの広島駅は、どちらかといえば通勤や通学の利用者が慌ただしく行き交う場所という印象が強くありました。しかし、新駅ビルミナモアが整備され、「滞在する駅」へと変わりつつあることを感じました。商業施設や飲食店、そして映画館ができ、駅そのものが目的地になりました。

エールエールへのペデストリアンデッキも整備され、駅の2階レベルでの動線が確保されることで、人の流れが立体的に変化していく様子が見て取れました。また、エールエール内の3フロアに開放的な中央図書館もでき、集客が増加しています。

南口 ペデストリアンデッキ

駅構内をゆっくり歩く

改札内に入り、ホームへ向かいました。以前と同じ場所のはずなのに、どこか新しい駅に来たような感覚がありました。案内表示も見やすくなり、動線も整理されている印象を受けました。

 

ホームに立つと、行き交う列車の音やアナウンスが響き、いつもの広島駅の風景が広がっていました。しかしその背景には、着実に進む再開発の気配があります。古さと新しさが同居する、今だけの特別な駅の姿でした。

観光列車etSETOraの到着

観光列車etSETOraは、毎週の月、金、土、日、祝の9時32分広島駅7番線発です。2両編成で、広島駅から呉線を経由し、呉、安芸津、竹原、忠海、三原、尾道、終点福山駅に12時53分に着きます。福山駅からは、14時17分発で広島駅に17時22分に到着します。

しばらく待っていると、瀬戸内の風景を楽しむ観光列車etSETOraがゆっくりとホームに入ってきました。白と青色の車体に金色の装飾が施され、ひと目で特別な列車だと分かる存在感があります。

この列車は、瀬戸内海沿いの美しい景色を楽しむために運行されており、車内も木目調を基調とした落ち着いた雰囲気でまとめられています。外から見ているだけでも、その上質さが伝わってきました。

 

駅周辺を歩いてみる

新幹線口

駅の外に出て周辺を歩くと、再開発の影響が駅前だけにとどまっていないことが分かりました。道路の整備や歩道の拡張により、街全体がすっきりとした印象に変わっていました。

新幹線口 ペデストリアンデッキより

駅を中心に、これから新しい店や施設が増えていくであろう空気がありました。広島駅は、単なる交通の拠点から、街の新しい顔へと変わろうとしています。

最後に

今回、広島駅とetSETOraを見に出かけたことで、鉄道の楽しさと街の変化を同時に感じることができました。いつも利用している駅でも、視点を変えて歩くだけで新しい発見があります。

完成に向けて進む新駅ビル、行き交う列車、そして観光列車etSETOra。これらが織りなす風景は、今しか見ることのできない貴重な時間でした。

またしばらくして訪れたとき、広島駅はさらに姿を変えていることでしょう。その変化を楽しみに、再びこの場所を訪れたいと思いました。