小倉から平尾台、そして北九州空港へドライブ
はじめに
今回は小倉から北九州モノレール沿いを南下し、日本有数のカルスト台地である平尾台を訪れ、その後は海上空港として知られる北九州空港を見学するドライブ旅を楽しみました。
都市の風景から大自然の絶景、そして海に浮かぶ空港まで、一日でさまざまな景色を楽しめる北九州ならではのコースです。
小倉の街から旅をスタート
小倉に宿泊し、今日の旅の出発点は北九州市の中心部である小倉です。
小倉駅周辺は商業施設やオフィスビルが立ち並び、多くの人でにぎわっています。駅の近くには小倉城や紫川などの観光スポットもあり、歴史と近代的な街並みが共存するエリアです。

今回は小倉駅周辺から車を走らせ、北九州モノレール沿線をたどりながら平尾台を目指しました。
北九州モノレールは小倉駅から企救丘駅までを結ぶ公共交通機関です。高架上を走るため、市街地の景色を眺めながら移動できることでも知られています。

車でモノレール沿いを進むと、駅ごとに異なる街並みを見ることができます。商業施設が集まるエリア、住宅地が広がる地域、学校や公園のある落ち着いた環境など、北九州市民の日常の風景を感じられます。


終点の企救丘周辺まで来ると、市街地の雰囲気から一変し、山々の緑が目立つようになります。ここから先は自然豊かな景色が広がり、旅の期待感が高まります


日本三大カルストの一つ平尾台へ
企救丘からさらに南へ進むと、今回の目的地の一つである平尾台入口が見えてきます。
途中石灰石の採掘場か、山の上に大きな採掘現場が見えてきました。

平尾台は福岡県を代表する景勝地であり、日本三大カルストの一つに数えられています。カルストとは石灰岩が長い年月をかけて雨水などによって浸食されて形成された地形のことで、平尾台ではその特徴的な景観を間近に見ることができます。
車を走らせて、山をかなり登っていくと、急に広大な草原の中に白い石灰岩が無数に点在しています。小倉の街から40分、25kmほどです。標高300mから700mに渡り、見えてきて、その姿はまるで羊の群れが草原に寝そべっているように見えることから「羊群原」と呼ばれています。


初めて訪れる人は、その独特な風景に驚かされることでしょう。
平尾台の魅力は何といっても広大なスケールです。
見渡す限り続く草原と石灰岩の景観は、九州にいることを忘れてしまうほどの雄大さがあります。空が広く感じられ、心まで開放されるような気分になります。


展望スポットから眺める絶景
平尾台にはいくつかの展望スポットがあります。
展望所からはカルスト台地の全景を見渡すことができ、天候に恵まれれば遠く周防灘や北九州市街まで眺望できます。


この日は晴天に恵まれ、青空の下で白い石灰岩が輝いて見えました。草原を吹き抜ける風も心地よく、思わず長時間景色を眺めてしまいます。
平尾台は四季によって景観が大きく変化することでも知られています。
春は新緑、夏は鮮やかな緑の草原、秋はススキが揺れる黄金色の景色、冬は澄んだ空気の中で遠くまで見渡せる絶景が広がります。

どの季節に訪れても違った魅力を楽しめる場所です。
また、平尾台周辺には鍾乳洞も点在しています。
千仏鍾乳洞や牡鹿鍾乳洞などが有名で、地下に広がる神秘的な世界を体験できます。今回は時間の都合で訪問しませんでしたが、次回はぜひ立ち寄りたいと思いました。

平尾台から北九州空港へ向かう
平尾台の雄大な自然を満喫した後は、今回のもう一つの目的地である北九州空港へ向かいます。30分、25kmほどです。
平尾台から空港方面へ車を走らせると、再び街並みが広がり、その先には周防灘の海が見えてきます。

北九州空港は海上に建設された空港です。
周防灘沖の人工島に造られており、空港へは長さ2,100mの北九州空港連絡橋を渡って向かいます。

海の上を一直線に伸びる道路を走ると、まるで海上ドライブをしているような感覚になります。左右に広がる青い海の景色は爽快で、空港に到着する前から旅気分を盛り上げてくれます。
海に浮かぶ北九州空港を見学
北九州空港は二十四時間運用が可能な空港として知られています。
工業都市である北九州の物流を支える重要な拠点でありながら、観光客も気軽に楽しめる施設となっています。
3階建てのターミナルビルは開放感があり、館内にはレストランや売店も充実しています。

特に人気なのが展望デッキです。北展望デッキと南展望デッキがあり、南展望デッキには、足湯がありました。


展望デッキからは滑走路を一望でき、離着陸する飛行機を間近に見ることができます。
飛行機がエンジン音を響かせながら加速し、大空へ飛び立つ姿は迫力満点です。反対に着陸してくる機体も見ることができ、航空ファンでなくても楽しめます。


また、海上空港ならではの景色も魅力で、長距離フェリーや貨物船の往来も楽しむことが出来ます。


飛行機の背景には周防灘の青い海が広がり、一般的な空港では見られない美しい風景が楽しめます。
空と海、そして飛行機が織りなす景色は写真映えも抜群です。



最後に
今回のドライブでは、小倉の都市景観、北九州モノレール沿線の街並み、平尾台の大自然、そして北九州空港の海と空の景色を楽しむことができました。
北九州というと工業都市のイメージを持つ方も多いかもしれません。しかし実際に訪れてみると、都市機能と自然環境が見事に調和しており、多彩な魅力を持つ地域であることが分かります。
特に平尾台と北九州空港は、それぞれまったく異なる魅力を持ちながら比較的近い距離にあります。そのため一日で効率よく観光できるのも大きな魅力です。