呉線安浦駅で「etSETOra」に遭遇
はじめに
広島県の海沿いを走る呉線は、美しい瀬戸内海の景色と昔ながらの駅の風景が魅力の路線です。今回は呉線の安浦駅を訪れた際、偶然にもJR西日本の人気観光列車「etSETOra(エトセトラ)」に遭遇しました。
思いがけない出会いでしたが、落ち着いた雰囲気の安浦駅と特別な観光列車が織りなす風景は、旅の思い出として強く印象に残りました。今回は安浦駅の様子や、偶然出会ったエトセトラの魅力について紹介します。
JR呉線の絶景
JR呉線は、広島方面と三原方面を結び、美しい瀬戸内海沿いに走る路線です。
代表的な駅は、戦艦大和のふるさとで有名な呉駅、安芸の小京都、マッサンで知られる竹原駅、そして日本一お城に近い(お城に駅が立っている)三原駅です。それ以外にも風光明媚なところが多く、美しい路線です。

忠海駅は、うさぎの島で有名な大久野島の発着点、須波駅は、しまなみ海道の瀬戸田に向かうフェリーの発着点です。また、天応駅から呉駅までの区間では、運が良ければ走行している潜水艦に遭遇することもあります。仁方駅から川尻駅の区間では、安芸灘大橋、大乗駅から須波駅の間ではしまなみ海道の多々羅大橋もみることができます
思いがけず「etSETOra」に遭遇
安浦駅で列車を待っていると、特徴的な濃紺の車体をまとった列車がゆっくりとホームへ入ってきました。


それがJR西日本の観光列車「etSETOra」でした。

名前の「etSETOra」には、「瀬戸内のさまざまな魅力」という意味が込められており、広島駅と福山駅を結ぶ観光列車として人気を集めています。

広島駅では、見たことがありますが、走行中の列車の遭遇は、はじめてで、偶然の出会いだったため驚きも大きく、ホームに姿を現した瞬間、思わず見入ってしまいました。
深い青色の車体には金色のロゴが輝き、高級感のあるデザインが印象的です。普通列車とは異なる特別な雰囲気をまとい、旅情を感じさせる存在感があります。
通過駅のため、停車はしませんでしたが、嬉しく見入りました。
「etSETOra」の魅力
観光列車「etSETOra」は2020年にデビューした観光列車で、瀬戸内海の美しい景色をゆったり楽しめる列車として親しまれています。

車内には海側を向いた席やテーブル席が配置され、瀬戸内ならではの風景を満喫できる工夫が施されています。
また、車内では沿線の食材を使った特製の弁当やスイーツなどが提供されることもあり、列車そのものが旅の目的になる存在となっています。
窓の外には島々が浮かぶ瀬戸内海が広がり、季節ごとに異なる景色を楽しめるのも魅力です。

金曜、土曜、日曜、月曜に1日1往復、広島駅から呉線経由で福山駅間を往復。
安浦駅と「etSETOra」が織りなす風景
地方の小さな駅と観光列車の組み合わせは、どこか懐かしさと特別感を同時に感じさせてくれます。


安浦駅の静かなホームを通過するエトセトラは、まるで映画のワンシーンのようでした。

そんな旅の魅力を象徴するような光景が目の前に広がっていました。

その姿を見送りながら、いつか実際に乗車して瀬戸内海の景色を楽しんでみたいという思いがさらに強くなりました。


最後に
旅の楽しみのひとつは、予定していなかった出来事との出会いです。
今回、呉線安浦駅で偶然遭遇した「etSETOra」は、そんな旅の醍醐味を改めて感じさせてくれる存在でした。
静かなローカル駅に現れた特別な観光列車。
その美しい姿と旅情あふれる雰囲気は、今でも心に残っています。