広島最大級の鉄道高架プロジェクト(山陽線・呉線の立体交差工事)を見に行きました
はじめに
現在「広島市東部地区連続立体交差事業」として大規模な高架化工事が進められています。天神川駅から西側では、山陽線・呉線が並走し、踏切を横断するのにいつも混んでいます。完成すると踏切渋滞の解消や道路交通の円滑化が期待されています。今回、現在の進捗状況を見に行ってきました。
工事の概要
対象区間は、
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山陽本線:安芸中野~天神川間の一部(約3.9km)
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呉線:矢野~海田市間の一部(約1.2km)
総延長約5.1kmを高架化する計画です。完成すると16か所の踏切が除却されます。

第1期工事(向洋駅周辺)


現在もっとも工事が進んでいるのが向洋駅周辺です。
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2023年に旅客線上りを仮線へ切替
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2024年に貨物線上りを仮線へ切替
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2025年に貨物線下りを仮線へ切替
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仮線整備が最終段階に入り、高架橋本体工事が本格化する段階
向洋駅周辺の高架化完成は2031年春頃を予定されています。


第2期工事(海田市駅周辺)
今後、着手されるのが、海田市駅周辺は第2期工事として整備されます。
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工事着手予定:2027年頃
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完成予定:2036年度頃
向洋駅周辺の工事進捗を踏まえて本格着工する計画です。


現在の見どころ
鉄道ファンの視点では、
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向洋駅の仮ホーム
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仮線への切替工事跡
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高架橋橋脚の建設
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山陽線・呉線・貨物線の複々線区間
などが観察でき、広島地区では数十年に一度の大規模鉄道工事となっています。


期待される効果
現在、この天神川駅から海田市駅の区間は、慢性的な渋滞があり、踏切横断時に大変込み合い、開かずの踏切になっている所も多いです。また、線路北側は、船越峠から安芸中野駅まで狭い道が続き、線路南側の県道164号も片側一車線で、踏切では、常に渋滞が続いています。
線路高架化によって、
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踏切待ち時間の解消
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慢性的な交通渋滞の緩和
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歩行者・自転車の安全向上
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南北に分断された市街地の一体化
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駅周辺のまちづくり促進
といった効果が期待されています。



工事のこれから
現在は、架線の切り替え等の工事ですが、今後、向洋駅付近や駅舎、そしてそれに伴い駅周辺の整備が行われます。また、海田市駅でも、駅舎、周辺整備が行われて行きます。列車の運行をしながらの整備、工事ですので、期間も2036年までと、かなりの日数がかかります。少しづつ変わっていく街や、駅周辺の姿を見ていくと、どうなっていくかわくわくします。
最後に
駅舎や駅周辺の整備が進んでいくと、関心も高まりマスコミでも取り上げる回数が増えてくると思います。広島駅の新築工事は、大きく取り上げられ、有名になりましたが、こちらの工事も地味ですが、大規模な、数十年に一度の鉄道工事です。