岡山県の廃線跡めぐりを計画中 歴史を感じる鉄道遺産を訪ねる旅準備
はじめに
梅雨が続き、週末も雨か晴れても蒸し暑く、なかなか外出する気持ちになれません。
当分こんな日が続くので、今のうちに、涼しくなったら訪問したいところを、リストアップして、詳細に調べていっています。年を取るとパソコンで調べるのは、便利ですが、やはり紙媒体のほうが見やすく、実際に車で訪問するとき、手元に置いておきたいです。
訪問計画している先で、ダウンロード出来るものは、ダウンロードし、出来ないものや、もっと詳細に知りたいものは、観光協会で郵送で、頂いています。
岡山県について

岡山県は、東西を山陽本線、山陽新幹線、南北を伯備線、瀬戸大橋線など現在も重要な幹線が走る一方、津山線、赤穂線、かつての四国を結ぶ宇野線などのローカル線も充実しています。また、森林資源や鉱山、地域交通を支えた鉄道が県内各地に存在していました。

現在では遊歩道や道路、公園として再利用されている場所も多く、鉄道ファンだけでなく歴史好きやドライブ好きにも人気があります。今後訪れてみたい岡山県の廃線跡を整理しながら、それぞれの特徴や見どころを紹介します。
岡山県の廃線の特徴
岡山県は、広島県に比べ平地が多くあり、南部は高い山もなく岡山市、倉敷市などは平野でつながっています。鉄道を作る場合において、起伏が少なく、比較的敷設工事が容易であることから、民間主導の路線が多いです。
訪れてみたい岡山県の主な廃線
片上鉄道(同和鉱業片上鉄道)岡山県を代表する廃線といえば片上鉄道です。
和気町から備前市片上港を結んでいた同鉄道は、柵原鉱山から産出される硫化鉄鉱を輸送するため重要な役割を果たしました。1923年に開業し、路線距離は、33.8kmありました。
旅客輸送も行われていましたが、鉱山の閉山や利用者減少により1991年に廃止となりました。

現在は鉱山のあった終点の棚原駅の1つ手前の旧吉ヶ原駅が、棚原ふれあい鉱山公園として駅舎やホーム、気動車などが保存されています。
保存運転が実施される日もあり、当時の雰囲気を体感できる全国でも貴重な保存鉄道となっています。

また、廃線が比較的最近で、また、郊外であることもあり、廃線跡や、駅舎が多く残っています。

片鉄ロマン街道として整備され、サイクリング・ウォーキングロードとなっています。
井笠鉄道岡山県西部の笠岡駅と井原駅を走っていた軌道762mmの軽便鉄道です。
小さな車両が地域の生活路線として親しまれていました。井笠線:笠岡ー井原19.4km
矢掛線:5.8km 神辺線:11.8kmの3路線がありました。
1971年に廃止後は道路へ転用された区間や、のちの国鉄井原線(井原鉄道)に転用された区間が多いものの、駅跡や橋梁跡が点在しています。神辺線、矢掛線は、井原鉄道として、多くが今も現役ですが、井笠線のほどんどは、廃線となっています。
旧飯山駅舎が井笠鉄道記念館として一般公開され、当時の資料や車両を見ることができます。
現役で頑張っている、井原鉄道もあわせて見学してみたいです。早雲の里荏原駅近くに車庫があり、デニムトレイン、スタートレイン、アート列車、夢やすらぎ号、戦国列車
など多彩な車両が待っています。
下津井電鉄茶屋町駅と下津井駅を結んでいた軽便鉄道です。
1972年に茶屋町駅-児島駅間14.4kmが廃止され、瀬戸大橋開通や道路整備の影響を受け利用者が減少し、1991年に残っていた、児島駅-下津井駅間6.3kmが廃止されました。
現在は線路跡の一部が遊歩道となっており、瀬戸内海を眺めながら散策できます。
ホーム跡や橋梁なども残され、鉄道遺産として人気があります。児島駅の駅舎や旧下津井駅跡に車両が保存されています。

あわせて、現役で走っている、水島臨海鉄道(水島本線:倉敷市駅ー倉敷貨物ターミナル駅11.2km)、(港東線:水島駅―東水島駅3.6km)も見学したいです。
西大寺鉄道
岡山市と西大寺市を結んでいた鉄道で、914mm軌道を用いた軽便鉄道で、11.4kmの距離を走行していました。開業は、1911年で廃止が1962年で遺構は、殆ど見ることが出来ませんが西大寺にあった本社跡と財田駅駅舎は、両備バスのドライバー休憩室として現在も使用され残っています。また、使用されていた車両も展示されています。
廃線跡を巡る際のポイント
事前にルートを調べる廃線跡は案内板が少ない場所もあります。
航空写真や地図を活用すると効率よく巡ることができます。
私有地へ立ち入らない駅跡や線路跡の一部は私有地となっている場合があります。
見学する際はマナーを守りましょう。
車で巡ると効率的岡山県内の廃線跡は広範囲に点在しています。
公共交通だけでは訪問しにくい場所も多いため、レンタカーや自家用車で巡るのがおすすめです。
廃線見学の準備をしていて
今回調べてみると、岡山県には想像以上に多くの鉄道遺産が残されていることが分かりました。また、別の場所に車両が保存されている場合もあります。
特に片上鉄道保存車両の動態保存や、下津井電鉄の遊歩道は実際に歩いてみたい場所です。
広島県からも比較的アクセスしやすく、日帰りでも十分楽しめる点は大きな魅力です。
最後に
岡山県には産業を支えた貨物鉄道、地域の暮らしを支えた軽便鉄道、多彩な廃線跡が残されています。
現役時代を知る人は少なくなっていますが、橋梁や駅舎、トンネルなどの遺構は今でも当時の歴史を静かに語り続けています。
これから実際に現地を巡り、写真を撮影しながら岡山県の鉄道遺産を詳しく紹介していきたいと思います。
鉄道の歴史を感じながら歩く廃線跡めぐりは、普通の観光とは一味違った発見があります。岡山県を訪れる際は、ぜひ廃線跡にも目を向け、地域の歴史や産業の歩みを感じる旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。