可部線廃線跡を巡る旅:安芸飯室駅から加計駅へ
はじめに
梅雨が明けると、夏も一気に本格的となり、外出するのも滅入ってしまう暑さになりました。城跡巡り、眺望のいいところに・・・いろいろ行きたいところはありますが、そんな中で、グーグルマップと観光ガイドでリストアップしていると、廃線巡りが思いつきました。
今回は、安芸飯室駅から加計駅までの廃線についてです。
廃線巡りの特徴

廃線巡りは、比較的田舎が多く自然が多い、城跡巡りに比べ起伏がない(やや楽?)、田舎なのでのんびり自分のペースで周れる
今回、広島市内を7時に出発し、三段峡駅までの往復で、昼食時間をいれて14時頃には帰ってこれました。午前中の比較的涼しい時間に巡り、あとは、帰ってくるだけ。
太田川沿いに路線跡があるため、時々風が舞い、広島市内より、5℃以上涼しく感じました。
安芸飯室駅から
可部駅から三段峡駅までは、約55kmほどです。
可部駅から安芸飯室駅までは、14kmで全体の1/4ほどです。
安芸飯室駅から布駅、小河内駅は、ホーム跡が残っています。

小河内駅からは、太田川に山が迫り路線も、対岸に走るため、橋梁が結構残っています。また、平行して走る国道191号を横切る高架橋も見受けられます。
渓谷美が楽しめる、宇賀峡や向かうためのつり橋の宇賀大橋もあります。


オレンジ色の太田川橋梁
さらに進んでいくと、太田川を横切る、第1太田川橋梁が見えてきます。
可部線は、第1太田川橋梁で対岸に渡り、隧道を抜け、第2太田川橋梁で再度太田川を渡り、旧安野駅近くまで進みます。



国道191号を安野トンネル手前で太田川沿いに進み旧安野駅を目指しました。
旧安野駅(安野花の駅公園)
旧安野駅は、現在安野花の駅公園として、保存されています。

駅舎も現役のまま残っていて、駅舎内には、当時の運賃表、時刻表もあります。

時刻表は、1日8往復で平成15年の改定のものが残っています。運賃表は、広島駅まで650円、可部駅まで320円、三段峡駅まで570円と表示されていました。


また、当時の島式のホームも保存されています。線路は、片側は撤去されていますが、もう一方は残り、そこには、黄色と白の広島色カラーのキハ58も保存されています。


駅表示板、信号機等もありました。このように色々と保存されていると、マニアでなくても楽しむことが出来、かつての可部線を懐かしむことが出来ます。


安野駅から水内駅、坪野駅そして田之尻駅へと向かいました。



水内駅は、ホームが残り、公園として整備されています。坪野駅は、残ってなく線路跡も道路になっていました。
坪野駅から田之尻駅に向かう途中の高架手前に、国鉄2万㎞標の碑が立っています。
これは、国鉄が路線を延伸していき、丁度この地点が2万kmに達した記念に建てられた碑です。




可部線は、田之尻駅、津波駅へと続きます。田之尻駅は、ホーム跡と待合所があります。
津波駅は産直市に
津浪駅は、国道191号沿いにある”ぷらっとホームつなみ”という産直市になっています。


駐車場には、線路の跡を白線で描かれていました。現在残っているのは、駅表示板のみです。


津波駅を過ぎると、国道はバイパスである191号と433号に分かれますので、旧道の433号を通り加計駅方面を目指しました。

香草駅は、駅表示板のみが残り、香草駅公園となっていました。
加計の街の入口にあるスパーマーケットのフレスタ加計店に立ち寄ると、駐車場の裏手には、


最後に
今回は、安芸飯室駅からから加計駅のある加計の街の入口まで進みました。
この区間は、みどころが多く、キレイに残る太田川橋梁、道路を横切る高架、あるいは、盛り土、バラストが残る場所、駅のホームなど素人でも十分楽しめることができました。
今まで、太田川に架かる、橋梁は、気になっていましたが、駅跡、廃線跡を意識して、ドライブに組み込むと、さらに楽しむことが出来ました。