- 可部線廃線跡を巡る旅:加計駅から三段峡駅へ
- 加計駅からあと14km
- 可部線の拠点駅だった加計駅
- 加計駅から左に曲がり太田川沿い南下
- 殿賀駅も小さな公園に
- 土居駅は国道191沿いの高架上に
- 可部線の終点駅三段峡駅
可部線廃線跡を巡る旅:加計駅から三段峡駅へ
はじめに
広島市中心部から気軽に訪れることができる鉄道遺産が、広島市内の横川駅と安芸太田町の三段峡駅を結んでいたJR可部線の廃線跡です。
郊外を走っていた、廃線になった時期が最近ということもあり、遺構が多く残っていました。
加計駅からあと14km
広島市と安芸太田町を結んでいたJR可部線は、終点の三段峡駅まで約60kmにわたって路線が延びていました。廃線となった区間には今も駅跡や橋梁、トンネルなどが数多く残され、広島県を代表する廃線跡として多くの鉄道ファンや歴史愛好家が訪れています。可部駅から巡り、加計駅手前まで来ました。加計駅から三段峡駅までは、およそ14km程です。
可部線の拠点駅だった加計駅
広島県安芸太田町にあった加計駅は、JR可部線の主要駅として地域の交通を支えてきた駅です。1954年に開業し、2003年の可部~三段峡間廃止まで約50年間、多くの利用者に親しまれました。


現在、駅舎は解体されていますが、駅跡は駐車場として利用され、その隣には「太田川交流館かけはし」が整備されています。駅ホームと駅案内板がモニュメントのように駐車場の中心に設置されています。

また、少し離れた側線跡には広島色のキハ28形気動車が屋根付きの車庫に保存されています。ここは、現在整備中なのか、工事機材が散乱していました。



可部線の廃線跡を巡る旅では、加計駅は欠かせないスポットです。

当時の面影を感じながら歩けば、この地域と鉄道が深く結び付いていた歴史を実感できます。鉄道ファンはもちろん、地域の歴史に興味がある方にもぜひ訪れてほしい場所です。

加計駅から左に曲がり太田川沿い南下
加計駅から三段峡方面に国道191号を走行。可部線高架を潜り、少し走ると、右手のやや高台に、木坂駅があります。


階段を50段ほど上がった所に、待合所を併設したホームがあります。1面1線のホームです。




木坂駅からは、殿賀駅、上殿駅、筒賀駅、土居駅、戸河内駅、そして終点の三段峡駅と続きます。
殿賀駅も小さな公園に
殿賀駅は、少し国道191号から入った所にあります。1面1線のホームと待合所を併設した駅です。線路も保存されています。




車でホーム側まで登ることが出来ます。


上殿駅は、駅舎はなく、線路跡のバラストのみです。筒賀駅は、かっての階段があり、面影があるのみです。
土居駅は国道191沿いの高架上に
土居駅は、国道191号沿いの高架駅で、駅を出ると国道を横断します。。ホームとやや朽ちた待合所が残っていて、手書きの土居駅の看板があります。1面1線のみです。


戸河内駅は、安芸太田町役場向かいに戸河内駅公園として整備されています。駅舎やホームは解体され、駐車場や、バス待合所になっていて、戸河内駅の駅看板が立っているだけです。


可部線の終点駅三段峡駅
戸河内駅から三段峡駅までは、3kmほどです。


三段峡は、渓谷美を楽しめ、夏の避暑地、秋の紅葉で賑わっている観光地です。その入口が終点の三段峡駅です。元々、駅舎は観光地の入口らしく、コンクリート2階建ての立派な造りであったが、現在は取り壊されて、線路の一部と駅看板が残るのみです。


可部線の廃線跡を巡って
可部駅から三段峡駅まで巡ってみると、可部線が地域の暮らしを支えた鉄道だったことを改めて実感しました。
日頃通る道沿いに多くの鉄道遺構が残っていることに驚きました。
今回の可部線は、多くの鉄道遺構が残っているのが、少しの区間を探索するだけで、感じることができました。
最後に
加計駅跡から終点の三段峡駅まで足を延ばし、可部線最後の区間に残る橋梁や駅跡を巡ってみました。
広島市内から1時間ちょっとで訪問できる三段峡、温井ダム。その途中で少し立ち寄って、過っての可部線の姿に思いを馳せてはいかがですか。宇品線、そして今回の可部線と始めて興味を持ち巡りましたが、人ごみで込み合う観光地より、何倍も充実したじかんでした。
夏も本格的な暑さになり、でも家族でどこか出かけたい、計画を立てたい方におすすめです。